AI活用事例2026-07-22
Tara氏(@Tipwotip)のXポストで紹介された事例は、私たちにも参考になりそうです。ある個人が新しく開設したRobinhood口座に66,000ドルを入金し、Claudeにリスクと口座規模に基づく取引戦略の構築を依頼しました。結果として1ヶ月で169,000ドルまで増やし、155%のリターンを達成したそうです。
投稿によると、まずClaudeにリスク許容度と資金規模を伝えて戦略を求めました。Claudeは2種類の取引を提案しました。
Claude gave 2 types of trades:
1. Long-term call options (LEAPS) on big stocks with over 45 days left before they expire
2. Regular shares in smaller companies
次にClaudeは価格が下落したものの反発の理由がありそうな銘柄を探しました。各銘柄について「なぜ機能しそうか」の理由を提示し、オプションの場合は具体的な行使価格と満期日を指定したそうです。
取引実行後は、Claudeの助けで毎日トラッキングシステムを構築しました。毎朝チェックする項目は以下の通りです。
Every morning it checks:
- How much each position worth
- News on each stock
- Time on the options
- Any big price moves
投稿では「価格はすでに変わっているので同じ取引を真似るものではない。方法が大事だ」と強調しています。
Claudeのような生成AIに「リスクに基づく戦略構築」を具体的に依頼すると、漠然としたアイデアではなく、口座規模やリスク許容度に合わせた選択肢が出てきます。例えるなら、旅行計画を立てる際に「予算30万円、子連れ、国内希望」と詳細を伝えると、適切な候補と理由がまとまるのと同じです。毎日トラッキングをAIに任せることで、感情に左右されず事実ベースで判断しやすくなります。
日本市場ではどう応用できるでしょうか。RobinhoodのLEAPSに相当する長期オプションは日本でも一部上場されていますが、まずは現物株から始めるのがわかりやすいでしょう。Claudeに「有価証券報告書を基に下落要因と反発材料を抽出して」と依頼すれば、似たプロセスを再現できます。
この事例は個人の投稿のため、成果の検証は限定的です。投稿では「価格が変わっているので真似しない」と明記されており、過去の実績が将来を保証するものではありません。AIの出力は参考情報として扱い、最終判断は自分で行うことが大切です。MCP接続の詳細については投稿で触れられていません。
1. Claude(または同等のAI)に口座残高、リスク許容度、投資期間を具体的に伝えて戦略を依頼する。
2. 提案された戦略を基に、毎日トラッキング用のプロンプトを作成する。
3. 日本株で試す場合、EDINETや各社IRページから有価証券報告書を入手して分析を依頼する。
そのままコピーして使えるプロンプト例を3つ用意しました。日本株向けに調整しています。
この有価証券報告書の「事業の状況」セクションから、過去3年間の売上高推移を抜き出し、増加率を計算して表にまとめてください。根拠のページ番号も付けて。
直近の決算短信から、ROEとPERの数値を抜き出して、業界平均と比較した強み・弱みを3つずつ挙げてください。数値の出典ページも明記。
指定した銘柄の株価が前月比で10%以上下落した場合、反発材料となり得るニュースや決算内容を有価証券報告書とIR資料から探し、理由を簡潔にまとめてください。
東証プライム上場で有価証券報告書が最新のものを選びましょう。決算短信が直近のものから始めると、数字が明確でAIの分析が具体的に出やすいです。
出力が抽象的になった場合は「有価証券報告書の第○ページの売上高推移を、具体的な数字で表形式で抜き出して」とページ番号や形式を指定します。根拠を必ず求めると精度が上がります。
AIに「リスクと規模を考慮した戦略を構築せよ」と明確に指示し、毎日トラッキングを組み合わせることで、計画的な運用につなげやすくなります。日本でも有価証券報告書や決算資料を活用すれば、同じ流れを再現できるでしょう。
※本記事は情報提供・教育目的で作成しています。投資助言ではありません。特定のサービス・銘柄の利用や売買を推奨するものではなく、過去の成果は将来を保証するものではありません。
出典 X @Tipwotip https://x.com/Tipwotip/status/2077272920049819800